理事長のタケです。
更新が遅れてしまいましたが1/18(土)にとっても素晴らしいイベントに参加してきました。
現在極度の経済状況悪化によりギニア現在のartistが危機に瀕しています。エボラ出血熱も一つの要因となっています。
この時期、ギニアでは外国から訪れる人達に音楽を披露したりワークショップを開催する事でギニア人アーティストの収入、舞踊団としての活動資金を調達しているのですが、
今年は、全く人が入ってこない状態が続き、国立舞踊団でさえ次の公演用の衣装が購入できない状況が続いています。
私たちは、日本でジャンベやダンスを楽しませてもらい、沢山のものを西アフリカの音楽から頂いていますが、どうにか現地のギニア人アーティストを助ける事ができないかという思いから
今回、メタルギニーの高木夫妻の発起により、実現したイベントです。
僕は、普段、NPO法人一期JAMと平行してギニア直輸入ショップ「イヌワリアフリカ」の日本オフィスとしても活動しています。
イヌワリアフリカ店主、テオ・ドールと奥さんの由美子さんは、5年程前に日本からギニアに移住をしたのですが、日本にギニアの商品を提供したいという熱い思いを受け、日本での在庫管理、商品の発送を主にお手伝いをさせて頂いています。
今回のイベントでは、イヌワリアフリカ日本オフィスのタケとして、
イベントの中で開催されたチャリティーオークションに商品を出品させて頂きました。
イベント、チャリティーオークションの収益は共に、コナクリのバレエ団「メルベデギニー」を通じギニアアーティストの方々の支援に充てられます。
チャリティーオークション以外にはモモ・ケイタさんのジャンベワークショップ、ソロ・ケイタさんのダンスワークショップ、みんなでドゥンドゥンバ、メタルギニーlive、アフリカンオールスターliveなど盛りだくさん。
イベント最後には在日ギニア人の皆さんがステージの上に立って1人ずつメッセージを。
「日本の皆さんありかとう」
「みんなで頑張ろう」と
会場が一つになった瞬間でもありました。
僕もジャンベと出会ってから随分と立ちましたが、
今まで沢山のモノをジャンベから頂いています。
特にジャンベを通じて出会った方達、出来事は、人生の糧にもなっています。
沢山の恩恵を受けている傍ら、ジャンベのルーツでもあるギニアでは、それに纏わる人達が困っている。僕達は日本にいて平和で、それが世界の標準とだと思いがちで、国よっては色々と事情があるとは思うけれど、
音楽を楽しむ、プレイするのは世界中の誰もが権利としてあると思っています。
そして、音楽があるから、人を楽しい気持ちにもできるし、人と人との交流もはかる事もできます。
スポーツもそれに近いかも知れませんね。
「日本に居て何かできる事はないか?」を実現しイベント開催までに至った高木夫妻は本当に頭が下がる思いでいます。
このチャリティーイベントで頂いた寄付金の使い道、メッセージ等はギニアのイヌワリアフリカさんのフェイスブックページ等でも更新されています。
NPO法人一期JAMとしても皆さんにご報告という形で、今後、ブログ、フェイスブック等で発信していきたいと思っています。
そして、このチャリティーイベントの第2回の開催が決定しました!!
この素晴らしい思いのイベントが日本全国に広がって行ければと思っています!!
一期JAM たけ
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